こんにちは。突然ですが・・・
あなたは、お金の勉強をするために、ファイナンシャルプランナー(以下FP)3級の受験を考えたことはありますか?
また、なるべくお金をかけずに独学で合格したいなと思ったことはありますか?
この記事では市販の教科書と問題集を利用して、3ヶ月の独学でFP3級に合格する勉強方法を紹介します。
・FP3級って独学でも取れるのかな?
・教科書や問題集は、何を使うのかな?
・仕事、家事、育児と忙しいけど合格できる?
・できれば、お金をかけずに合格したい!
・生きていく上で関わる金融リテラシーをつけたい方
・家計の見直しを自分でしたい方
に向けて、
介護業界で共働き世帯の1児の父である筆者が、
FP3級の試験に3ヶ月の独学で合格した勉強方法を紹介します。
これから、FP3級の受験を考えている30代社会人の方で、独学での合格を目指して勉強計画を立てる方の参考になればと思います。
■FP3級って独学で合格できる?
『そもそも、FP3級って独学で合格できるのかな?』
『金融関係とは全く違う業界で働いている初心者だけど受かるかな?』
といった不安を感じますよね…
でも大丈夫です。FP3級の試験は、独学でも合格可能です!!
●理由●
・過去問でも合格率は平均80%と高いから
・受験者数は約3万人/年、合格者数は約2.7万人/年
・試験は学科、実技ともにマーク式の試験であり、60%以上の点数を取れば合格だから
▼FP3級を独学3カ月で1発合格した時の得点▼
FP3級では、金融について大きく6個の分野を学びます。
【みんなが欲しかった!FPの教科書】の読む部分は416ページあります。
教科書は6章に分かれおり、各章は4~9節程度から成り立っています。
●教科書の構成は?
・6章 → 39節 → 全416ページ
以下に教科書の章と節の数、ページ数を記載します。
・1章…ライフプランニングと資金計画 9節 約90ページ
・2章…リスクマネジメント 4節 約60ページ
・3章…金融資産運用 9節 約70ページ
・4章…タックスプランニング 7節 70ページ
・5章…不動産 5節 約60ページ
・6章…相続・事業継承 4節 約60ページ
教科書の1節は10ページ~15ページ程度で成り立っています。
単純計算すると、1日1.3節読み進めれば、30日で教科書を読み終えることができます。
■FP3級に独学で合格するための勉強道具は?
ここからは独学でFP3級に合格する為の勉強道具を紹介します。
利用した道具は3つです。
それは・・・
参考書、問題集、無料サイト です。
●勉強で使った教科書と問題集はこれです!
【みんなが欲しかった!FPの教科書】と【みんなが欲しかった!FPの問題集】です。
教科書の価格は1,760円、問題集の価格は1,650円。
教科書と問題集を合わせて3,410円とリーズナブルです。(2022年末)
続いて、教科書と問題集に対する個人的な感想を紹介します。
▼メリット▼
・教科書の中身はカラーでとても見やすい
・教科書と問題集を合わせて3,500円程度と安い
・学習方法が記載されているので、勉強方法もわかる
・過去問を解いていて、解説が見たい時に教科書の索引機能が便利
▼デメリット▼
・教科書と問題集はそれぞれ、やや分厚い
・本を持ち運んで、通勤時に学習しようとは思わない
・勉強方法は記載されていますが、勉強スケジュールは記載されていませんので、計画は自分で立てる必要がある
これらの教材書と問題集を2周して、FP3級の全体像を掴んでから、無料サイトの【過去問道場】で3年分の過去問を学科と実技の各2回ずつ解いて、FP3級に合格しました。
●利用したアプリや無料サイトは?
独学で利用したアプリはタックの無料版アプリと無料サイトの【過去問道場】です。
過去問道場の過去問を繰り返し解くことで、充分試験に合格することが可能になります。
・【過去問道場】
【過去門道場】のリンクをスマートフォンのホーム画面に追加するとすぐに過去問道場へつながるので便利です。通勤中にスマートフォンで勉強する方にはオススメです。
●You Tubeは見た?
最初の2週間は、You Tubeを見ましたが、辞めました。
理由は、ただ眺めているだけで、問題を解く能力が身についていないと感じたからです。
教科書と問題集、過去問道場の独学だけで、充分合格できると思います。
・お金の寺子屋
講師の方が講義動画を無料で提供してくれています。
確認問題や練習問題、試験までのスケジュールがあり、無料と思えないほどの質です。
筆者の場合は、最初の2週間は【お金の寺子屋】のYou Tubeを見たけど、
勉強している気になっているだけに…。
知識や問題を解く力が身についていないと思い、辞めました。
●アプリ
【Study plus】(無料)
・勉強時間を記録することで、勉強時間を月単位、週単位で視覚化することができます。
・コメントやいいねを貰えるとモチベーション維持にも繋がります。Twitter等をやっていなければ、こちらをおすすめします。
■どのように独学をしたのか?
試験までの勉強の流れとしては‥
教科書を読み、問題集の問題を解くことを2周して、無料サイトで過去問を3年分解きました。
勉強の流れは以下を参照にしてください。
1. スケジュールを立てる
2. 教科書を1section毎に読み進める
3. 教科書の1セクションを読み終えたら該当するsectionの問題を問題集で解く
4. これを最後の章まで行い、同じことをもう一周する。
5. 無料サイトで過去問を3年分解く
6. 無料サイトで間違った問題を再度解く
7. 試験日まで体調管理に気を付ける
●最初に教科書と問題集に書かれている学習の進め方を読む!
教科書と問題集に取り組む前に、教科書と問題集にの目次付近に書いてある学習の進め方を読みました!書かれている学習方法を愚直にやると合格すると思います。
●実際にやってみた感想は?
教科書を読んで問題集を解くといった勉強方法 を2周を繰り返しました。
・1周目はよくわかないなって印象でした。最初は6章も勉強するのか…多いなって印象です。
2章の保険関係以降は…よくわからないなって感じでした。
・2周目は、なんとなく全体像が見えたかなという感じでした。
その後、無料サイトで過去問を解くことで、自分の知識の足りないところや足りているところを整理することができました。
●過去問を行う
教科書と問題集を2回繰り返すことだけでも、試験に合格できることもあるかと思います。
合格率を上げるには、過去問を3年分を2回繰り返して解くことが大切だと思います。
無料サイトの過去問道場で過去問を解くことで、よく出る問題の傾向を掴むことができます。
また、解ける問題と解けない問題をサイトで確認できるので、解けない問題の解説を読んで理解度を高めることができます。
無料サイトの解説を読んでもわからない場合には、該当する部分を教科書から探して読みましょう。
■勉強スケジュールはどんな感じ?
ここでは、3ヶ月程度のスケジュールを紹介します。
●1ヶ月目(1~30日)… 教科書と問題集を進める。1周目
●2ヶ月(31日~60日)… 教科書と問題集を進める。2周目
●3か月(61~90日)… 過去問を解きまくる。過去問の学科、実技をれぞれ、3年分を2回ずつ解く。
筆者は毎朝30~45分程度の勉強で、合計3ヶ月程度の勉強で合格することができました。
最初の2週間をYou Tubeに使ってしまいましたので、最初から教科書と問題集に取り掛かればと後悔しています。
Youtubeの期間をなくせば、2.5ヶ月の独学で合格することも可能だと思います。
■勉強を続けるコツは?
●勉強する時間の確保が重要です!
・1日で連続して勉強できる時間を見つける
・スキマ時間を見つける
平日は仕事、家事でヘロヘロ。子供を寝かしつけしながら、…親も一緒に爆睡してしまいます。休日は家族サービスでまとまった時間を取るのが難しいことが多く、なかなか勉強時間を作ることはできません。
なので、1日の中で勉強できる連続した時間を見つけることが重要です。筆者の場合は、いつもより早く起きることで勉強する時間を確保しました。
●モチベーションを維持すること
仕事が忙しい時や疲労している時にはどうしても、やる気が下がることもあります。
そんなときには、自分の勉強記録を見返して、勉強計画との差を確認したり、You TubeでFP3級を取って得する情報を自分に入れるとモチベーションがあがります!!
これから紹介するのは勉強時間を記録するアプリとおススメのYou Tubeです。
・無料アプリ【Study plus】
・リベラルアーツ 両学長のYou Tubeを見る
■まとめ
今回はFP3級を30代の会社員が独学で合格するための方法を紹介しました。
独学で利用したものは、【みんなが欲しかった!FPの教科書】と【みんなが欲しかった!FPの問題集】【FP3級ドットコム=過去問道場】
・勉強方法は教科書と問題集を2周する
・過去問を3年分2回程度解く!
・勉強スケジュールは毎朝30分程度、通勤時間に15分やるなら3ヶ月!
社会人になると、毎日が仕事に家事に育児と忙しいと思いますが、この記事を読んで、FP3級に独学で合格する確率が少しでも上がればいいなと思います。
▼FP3級に合格するための勉強時間はどれぐらい?と気になる方はコチラの記事で紹介しています▼
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